« 2007年01月 | メイン | 2007年03月 »

2007年02月28日

 昔の本を探す

 訳あって、中学か高校の頃読んだ本をWebで探すことに。作家で精神科医のなだいなだの本で、確か、3人の娘たちに人生訓を語るような内容だったと思う。て、書くと読む気がうせるかもしれないけど、「目からウロコ」の話がいっぱい書かれていた記憶がある。捨てちゃったか引越で散逸したか、とにかく手元にはない。(モノを捨てられないタイプという自覚はあるけど、ときどき捨ててしまったぁ〜というのもあるのでね........ )タイトルも思い出せなかったが、いくつかのキーワードでひっかけるとどうやら「片目の哲学」というタイトルだったようだ。今じゃ、タイトル自体が物議をかもしそうだな。

 Amazonで「1円」なり。ま、送料は一律340円だから、ゾッキ本扱いで低廉な価格で仕入れれば十分,売り元はペイするのだろう。どうしても読み返したい一節があるのだよ。署名を間違っていたら目もあてられないが。届いたら報告します。

 今日のBGM The Big Lad in the Windmill / It Bites (1986)
1447.jpg

2007年02月26日

 件名「関連資料」 差出人「○○○○」(見知らぬ女性名)

 上記のような添付ファイルありのメールが届く。迷惑メールのフィルターにかからなかったのは一応目を通しているけど、内心「こりゃ、スルーした迷惑メールだな」と第一感。朝の4時23分なんてとんでもない時間に届いてるし。
 開いてみてビックリ。元ボスからの原稿じゃん。それは内容から紛れもない事実でして。どこかで差出人名が元ボスの奥さんの名前になってしまったようだ。同じ日の午後2時台にも同じ名前でまた原稿が届く。ん〜〜、いったいいつ寝てるんだょ、元ボス。

 今日はリアル元ボスに顔を合わせる日。半兵衛父担当分の書きかけの原稿、2ページ分ほど渡して、今日はバイバイ。

 ついさっき、2ページだった原稿が、「参考にしてください」と7ページになって返ってきた。古希が近いというのにこのタフネスぶりは何なのだ。

 今日のBGM Silent Running / Mike & The Mechanics (1985)
7025.jpg
3人ジェネシス時代のギター&ベースの人のジェネシスとは別プロジェクト。

2007年02月25日

 ネーミング

 半兵衛、ミスティ、かずさ、たまづさ............ 半兵衛父が付けてきた名前だ。そりゃ、まぁ、多少は考えはしたけれど、結局は思いつきというか、ヒラメキというか。エイヤッと決めてきた。今のところは後悔はない。

 さて、今度は屋号のネーミングである。「屋号」という言葉自体が若い人には笑われちゃったり、理解してもらえなかったりする時代ではあるのだが。秋までには決めなきゃね。オリジナリティがあって、でも普遍性もあって........あまり長すぎず、でも自己主張もあって、印象に残りやすくて、でも地域と業種からググると上位にヒットして.........そんなイイ名前があったら、こっそり半兵衛父に教えてください。

 え? もう、候補はあるんだろうって? 鋭いですな、あなた。

 今日のBGM Real to Reel / Marillion (1984)
11332.jpg
フィッシュ在籍時の公式ライブアルバムはThe Thieving Magpieってのもリリースされてるけど、半兵衛父はReal to Reel のほうが好きだな。

2007年02月23日

 「氷の世界」って........あらためてすごい 

 確か井上陽水の「氷の世界」は日本初のミリオンセラー・アルバムだったはず。中学生だった半兵衛父もアナログ盤で持っていましたもん。当時は「おぉ、小椋佳や忌野清志郎が参加してるのか!」ってなもんでしたが、後年、高中正義や細野晴臣や松岡直也が参加してると知り、「へぇ〜〜」っと関心。
koori.jpg

 ここ1年半ほどブリティッシュ・プログレッシブ・ロックのCDを集めていて、最近、Ann Odellという女性アーティストの「A Little Taste」というCDをオークションで入手しました。オビにある「ケイト・ブッシュに匹敵する才能」はともかくとして、なかなか良いアルバムでした。
ann.jpg

 で、今月号の「ストレンジ・デイズ」を読むと、老けちゃってますけど、Ann Odellその人のインタビューが載っていて、インタビュアーが「井上陽水の氷の世界に参加してますよね」って聞いてる。「え?なんだって?」と氷の世界のCDを取り出して、参加ミュージシャンを確認すると、なんと、「チエちゃん」と「小春おばさん」でAnn Odellがピアノを弾いてるじゃないですか。まぁ、確かにそう有名な人じゃないから見落としてたのね。

 もっと子細に参加ミュージシャンをみると、「氷の世界」にPeter Robinsonとクレジットされてるじゃないですか。ひょっとして、これは.........ググってみると当たりでした。フィル・コリンズの参加で有名なBrand Xの後期メンバーじゃないですか。Productなどに参加してますね。
38877.jpg

 そんな裏話をしらなくても「氷の世界」は傑作ですけど、知って聞くとなおさら感慨深いものがありますね。

 ごくごく一部でしょうが、こういうネタにニヤリとする人がいるはず、ね。

2007年02月19日

 冬休み

 をとって、札幌に行ってきました。まずまずの収穫といったところでしょうか? Vo\oV フォッフォッフォォー

 さすがに休みゼロはないけど、これは3回じゃなくて、4,5回はあるな。あ、でもね、他の仕事だって一日8時間で終われるのは少ないだろう。そんなの公務員の一部の職種くらいじゃないのか?

2007年02月14日

 帯広は30cmその他は......

 今夜から明日にかけて50cmの積雪なんだそうである。半兵衛父のところは見事に「その他」なんだろうなぁ。

 明日の帰宅は遅いしなぁ。ジョセフはけっこうな騒音を出すので、夜遅くには使えないし.......早起きして除雪することにします。予定、5時15分起床。6時までに出勤の用意をして、6時から7時まで除雪。一風呂浴びて仕事へ。う〜〜ん、我ながらカンペキなスケジュールだ。

 今日のBGM
Music for Piano and Drums / Bruford-Moraz (1983)
44829.jpg
ドラマーのビルと、ピアノのパトリックのコラボですな。2年後にこの二人でもう一枚「Flags」というアルバムをリリースしてます。こちらもオススメ。柔道着みたいな(いやそのもの?)コスチュームでおかしいんだ、ジャケット。

2007年02月13日

 普通運賃

 先得割引をキャンセル待ちしていましたが、とれませんでした。往路は先得でとれましたが、復路は「往復」はもちろん他の割引もきかないので、全くの普通運賃とあいなりました。先得の倍以上。たけぇ〜。まぁ、公費で支払われるわけだが、それは年度末のお話で、それまでは「個人で立て替えておく」ということで。しかも半券、領収書はちゃんと保存しておくようにとのお達し。領収書は良しとしよう。しかし.......チケットの半券をずっと取っておくなんぞ、至難の業でっせ。あっれぇ〜〜、どこ、いったっけかな。こないだの福岡の.......

Private Parts & Pieces III: Antiques / Anthony Phillips (1982)
49692.jpg
ジェネシスの初代ギタリストですね。毎年毎年、アコースティックな良質のアルバムを多量に垂れ流し続けるアーティスト。大作も多いが、小品がとてつもなく多く、「2枚組60曲」なんてのをリリースしちゃったりする。断言するが、本人が作ったのに自分で覚えてない曲があるに違いない。

2007年02月12日

 当直明け〜〜

 朝から晩まで嵐のような当直でした(T▽T)。まぁ、23時以降は安静だったから良いか。今年に入ってから、admissionがないのと、夜中に起こされるのがないのが続いている。にもかかわらず、疲労がちなのは年齢のせい?

 一昨日は休みでしたが、22時に「飲みにおいで〜」と電話が。周囲が盛り上がっている様子まで聞こえてくる。
「どこ?」と半兵衛父。
「Book End」とのこと。
う〜〜ん半兵衛父宅からは120km離れているのだがね。
「そんなのムリに決まってんじゃん」
「じゃ、ボトル、飲んじゃっていい?」
「はいはい、どうぞどうぞ」
「いや、実はもう飲んじゃってるけど」
「あのねぇ〜〜」

今日のBGM Long Distance Voyager / Moody Blues (1981)
23844.jpg
元イエスのパトリック・モラーツが加入して低迷するムーディ・ブルースを救った傑作。モラーツをもっと前面に立てればこの先、違った展開があったのでは?

2007年02月10日

 今日は......

 2週続けて出張だったので、20日ぶりの休日です。(明日、明後日は仕事です。トホホ)前夜から「夜更かしすっぞ〜〜。朝はのんびり」と夜更かししたのは良いのですが、半兵衛の「トイレだぁ〜おやじ開けろ〜」に6時半起床。
 8時から懸案の原稿書きに取りかかりましたが、甘く見てました。「こりゃ、膨大な資料を参照しなきゃ、書けんわい。資料は職場だから........」と理由をつけて延期。
 で、午前中はドッグランでワン3糖とお戯れ〜。表紙の画像をご覧下さいませ。

 夕方は「ミスティとパールの誕生会」と称して人間だけで旨いもんを食べに。この後、3月はラーチの、4月は半兵衛父の、5月はかずさの誕生会と続きます。パール家の月定例行事となるか?

 今日のBGM Romantique / 大貫妙子 (1980)
bvck37118.jpg
 ん〜と、これは懐かしい。前作のMIGNONNEを含めてヨーロピアン3部作と呼ぶようだけど、それは違うだろう。MIGNONNEとの連続性はほとんど感じられない。アナログA面は坂本龍一アレンジ、YMO+大村憲司全面参加、B面は加藤和彦アレンジでどちらも秀逸。
20070210.jpg
 ついついディスクユニオンで特典BOXのつくまとめ買いをしちゃいました。

2007年02月07日

 福岡〜羽田〜帯広 2

 福岡3日目の朝は、なんと4時台に目が覚めてしまった。前夜10時過ぎに就寝と早かったからだろうか。しなければならないこともないので(イヤ、ホントはしなければならないことはゴマンとあるのだが、そんな朝早くから、しかも出先ではしたくないだけだ)、朝風呂に。

 福岡で日中、ゆっくりしたいのはやまやまだが、十勝の自宅には明るいウチに着きたいなぁ、暗くなってから吹雪で駐車場から車を掘り起こすのなんてやだなぁということで、飛行機は事前に早めの便を選んでいたのだ。

 天神から福岡空港まで地下鉄で10分あまり。近くて便利。最初に福岡空港に降りたときは、「え?こんな街中に?」とびっくりしたものだ(愛知もすごいけど)。半兵衛父は「時間ギリギリに到着」というのが根っから苦手だ。ときどき離陸前の機内で「当機は後、2名のお客様をお待ちしています」なんてアナウンスが流れるときがあって、その最後の2名が涼しい顔で乗り込んでくる、なんてことがあるわけだが、あんな立場には半兵衛父は絶対なりたくない。

 ということで、福岡空港には離陸の1時間半前に到着。お土産を買う時間も考慮していたけど、スンナリ決まり、時間がまだあったので、ラウンジで一休み。福岡空港のラウンジは広々として良かったです。チェックインの時、「本日は、北海道は札幌、旭川、女満別が悪天候で天候調査中です。帯広はいまのところ情報がありませんが、羽田に着いてから欠航という可能性もありますのでご了承を。」とおねえさん。う〜〜ん、不吉だ。

 羽田に着くと、「帯広からの到着便が遅れますので、 出発が30分遅れます」とのこと。まぁ、飛ぶようだからいいか。また空き時間ができたのでラウンジで一服。こーいうロスタイムがけっこう疲労を倍加させるんだよね。出発ロビーで待っていると目の前をよぎったのはどこかで見た顔。「あ、安住紳一郎アナウンサーだ」そうだよ、確か安住アナは帯広の高校出身だし、きっと同じ便だ!と、あわててパールママにメール。あわててるのでミスタッチばかり。ようやく送信して見回すと、あれ〜?どこ? 安住アナを見失ってしまいました。う〜〜ん、間違いなくアレは安住アナだったぞ。

 翌日の昼、職場でその話をすると、半兵衛父と年の近い同僚は、「安住アナは帯広の○○高校だからなぁ」と、しごく、まっとうな反応を。たまたま非常勤できていた元ボスは「誰だそれ。TBSのアナウンサー?知らんな。テレビは見てもNHKのニュースくらいだから」

2007年02月06日

 福岡〜羽田〜帯広

 会議が終わったのが5時ちょうどで、「なな草」に直行。さすが十勝よりははるかに西、日の長いこと長いこと。お酒を飲み始めるには気が引けるほどの明るさだ。関東勢は夜の飛行機に乗るということで、宴は急ピッチで進行。いいねぇ、関東在住は時間を有効利用できて。半兵衛父は4時間半の会議のために2泊3日だ。千葉在住の分担班ボスは自宅から羽田までのアクセスが悪いので、都内で前泊・後泊して福岡は日帰りとのこと。それもシンドイ話だ。
 で、なな草は8時ちょいでお開き。三々五々帰路に。九州在住者が半兵衛父をホテルまで送りましょうと申し出られるが丁重に辞退。う〜〜〜〜〜〜〜ん、なにか危なっかしくみえたんだろうか?

 もちろん、迷いもせず最短コース(たぶん)でホテル着。昭和通りという大きな通りを渡るんだけど、そこに屋台が数軒あったのをちゃんと覚えてね。ホテルで小休止してから屋台へGo!!そりゃ、やっぱり福岡に来たら屋台に寄らなきゃ。その屋台、ワンのレスキューの募金箱があったり、後から来た客の夫婦がダックス+ミックスのワンを連れてきたりと、どうやらワン好きが集まる(?)屋台のようでした。

 タイトルに偽りあり。羽田まで話が進みませんでした。m(__)m

2007年02月05日

 福岡にて

 福岡市美術館を後にして、会議の会場へ。途中、天神地下街を通るのだけれどこの地下街はイイねぇ、ほどよい明るさというか、暗さで。基調は濃いブラウンからうす〜いレンガ色といったところでしょうか。札幌を始め多くの地下街は白〜アイボリーを基調としているけど、妙に明るすぎて。半兵衛父は天神地下街の色彩(?)気に入ったぞ。

 で、滞りなく(?)会議は終了。最後は予算(研究費)で購入できる備品の話題になる。この班のボスよりレクチャー。コンピュータ本体はダメとのこと、しかし、ハードディスクなどの周辺機器はOK。あ、もちろん、研究に必要な物品の話ですよ。別な班で知恵者がいて、ハードディスクとしてiPodを申請したそうな。あれはボリュームを分割して、ミュージックファイル格納部分とデータストレージ部分とに分けられるんだよ。要は大容量のUSBメモリとして使用できるってこと。さすがにこれには所轄官庁からクレームがついた由。そうだよなぁ(^_^;)

 会議が跳ねた後は、恒例(?)の「なな草」へ。西中洲で那珂川に面していて、夜景を見ながら、福岡の味を堪能できるお店だ。班のボスのお気に入りの店のよう。いつもは付き合いの良いボスだが、何でも「昨日孫ができまして」とのことで、乾杯だけ済ましてそそくさと退場。お孫さんの顔でも見に行ったかしらん。

 お品書きをつらつらと眺める半兵衛父。めについたのが「おきゅうと」。「ん?なんですか、これぇ?」。隣の大分県人が説明してくれる。どうやら、海草の一種で、ところてんに似ているらしい。半兵衛父はヌルヌル系が苦手なのだが、大分県人、すでにもてなしの精神を発揮して「じゃ、おきゅうと4丁!!」と頼んでる。そのホスピタリティはよくわかる。半兵衛父だって「内地」のヒトが来たら「じゃ、毛ガニ4ハイ!!」って叫んじゃいますもの(ウソですぅ〜)。おきゅうとにはじゃがいも、毛ガニにはフグってあたりがバランスとれてる?

2007年02月04日

 16年ぶりの再会

 福岡に2泊3日で行ってきました。とかち帯広空港のスタートから、「到着便遅延のため出発が45分遅れます」とさい先悪いことこの上なし。1時間チョイ乗り継ぎ便との間隔を設定していて、羽田でご飯を食べて......という計画がフイに。おぉ、2週続けてスルーだ。

 コンピュータ持参していて現地から更新予定でしたが、初日はネット接続できない部屋になっちゃいまして断念。ここのビジネスプランで予約してたんだけど、「LAN接続で」と申し込んでいなかったからダメなんだそうです。でもなぁ、「インターネット接続や、禁煙ルームも完備しております。」って書いてあって、画像がPCを操作してるビジネスマンだとLAN接続がデフォルトだと思ってもしょうがないよねぇ。コストパフォーマンスは良いホテルだと思う。
 二日目は部屋を代えてもらいましたが、戦意喪失といいましょうか、ほろ酔いといいましょうか.........で、更新はなし。

 二日目、会議は午後からなので、3時間ほど空き時間が。何とかの一つ覚えのように大濠公園の福岡市美術館に。特に企画展はなく、常設展を見ることに。ここには藤野一友の作品が数十点、所蔵されているが、なかなか全部をいっぺんには公開されていないようだ。(2000年に開かれているようだが。知っていたら絶対見に行ったのに)2006年3月に行ったときには「聖アントワーヌの誘惑」が展示されていたが、今回は?
 今回は「抽象的な籠」でした。
02fujino.jpg
 そもそも藤野一友を知ることになった最初の1枚。同じ場所で16年ぶりの再会でした。穴のあくほど凝視してきました。鑑賞後、ミュージアムショップのおばちゃんに「藤野一友って福岡出身じゃないのに、なんでまたここに数十点も?」と尋ねると、「ここは開館当時にたくさん寄贈を受けましてね。それでだと思いますよ。」とのこと。ふぅむ、これだけのコレクションを寄贈するという篤志家がいたわけだ。
 あぁ、他の作品も実物を見たい見たい見たい。

2007年02月01日

 あ〜あしたの今頃は〜

 明日の午後から(午前は仕事よ〜〜ん)九州出張です。飛行機、乗り継いでいきます。今回のスケジュールは強行軍。自由時間は土曜日の会議前、3時間くらい。大濠公園の福岡市美術館もちょっと行けなさそう。
 東京より西の出張はちょっとうれしく感じる半兵衛父。博多、大阪は特にお気に入り。明日の今頃はきっと、一人で西中洲の「なな草」に。あさっては会議が跳ねた後、メンバーと二次会で「なな草」にいるでしょう。