「氷の世界」って........あらためてすごい
確か井上陽水の「氷の世界」は日本初のミリオンセラー・アルバムだったはず。中学生だった半兵衛父もアナログ盤で持っていましたもん。当時は「おぉ、小椋佳や忌野清志郎が参加してるのか!」ってなもんでしたが、後年、高中正義や細野晴臣や松岡直也が参加してると知り、「へぇ〜〜」っと関心。
ここ1年半ほどブリティッシュ・プログレッシブ・ロックのCDを集めていて、最近、Ann Odellという女性アーティストの「A Little Taste」というCDをオークションで入手しました。オビにある「ケイト・ブッシュに匹敵する才能」はともかくとして、なかなか良いアルバムでした。
で、今月号の「ストレンジ・デイズ」を読むと、老けちゃってますけど、Ann Odellその人のインタビューが載っていて、インタビュアーが「井上陽水の氷の世界に参加してますよね」って聞いてる。「え?なんだって?」と氷の世界のCDを取り出して、参加ミュージシャンを確認すると、なんと、「チエちゃん」と「小春おばさん」でAnn Odellがピアノを弾いてるじゃないですか。まぁ、確かにそう有名な人じゃないから見落としてたのね。
もっと子細に参加ミュージシャンをみると、「氷の世界」にPeter Robinsonとクレジットされてるじゃないですか。ひょっとして、これは.........ググってみると当たりでした。フィル・コリンズの参加で有名なBrand Xの後期メンバーじゃないですか。Productなどに参加してますね。
そんな裏話をしらなくても「氷の世界」は傑作ですけど、知って聞くとなおさら感慨深いものがありますね。
ごくごく一部でしょうが、こういうネタにニヤリとする人がいるはず、ね。