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 16年ぶりの再会

 福岡に2泊3日で行ってきました。とかち帯広空港のスタートから、「到着便遅延のため出発が45分遅れます」とさい先悪いことこの上なし。1時間チョイ乗り継ぎ便との間隔を設定していて、羽田でご飯を食べて......という計画がフイに。おぉ、2週続けてスルーだ。

 コンピュータ持参していて現地から更新予定でしたが、初日はネット接続できない部屋になっちゃいまして断念。ここのビジネスプランで予約してたんだけど、「LAN接続で」と申し込んでいなかったからダメなんだそうです。でもなぁ、「インターネット接続や、禁煙ルームも完備しております。」って書いてあって、画像がPCを操作してるビジネスマンだとLAN接続がデフォルトだと思ってもしょうがないよねぇ。コストパフォーマンスは良いホテルだと思う。
 二日目は部屋を代えてもらいましたが、戦意喪失といいましょうか、ほろ酔いといいましょうか.........で、更新はなし。

 二日目、会議は午後からなので、3時間ほど空き時間が。何とかの一つ覚えのように大濠公園の福岡市美術館に。特に企画展はなく、常設展を見ることに。ここには藤野一友の作品が数十点、所蔵されているが、なかなか全部をいっぺんには公開されていないようだ。(2000年に開かれているようだが。知っていたら絶対見に行ったのに)2006年3月に行ったときには「聖アントワーヌの誘惑」が展示されていたが、今回は?
 今回は「抽象的な籠」でした。
02fujino.jpg
 そもそも藤野一友を知ることになった最初の1枚。同じ場所で16年ぶりの再会でした。穴のあくほど凝視してきました。鑑賞後、ミュージアムショップのおばちゃんに「藤野一友って福岡出身じゃないのに、なんでまたここに数十点も?」と尋ねると、「ここは開館当時にたくさん寄贈を受けましてね。それでだと思いますよ。」とのこと。ふぅむ、これだけのコレクションを寄贈するという篤志家がいたわけだ。
 あぁ、他の作品も実物を見たい見たい見たい。

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コメント

なんだかダリの絵みたいですねぇ(^^;

そうですね、変容、メタモルフォシス........というところが似てるでしょうか。ダリはグニャリと熱くて溶けちゃうような変容が多いのに対して、藤野の方は冷気をはらんだ変容の作品が多いように思います。そればかりじゃないけどね。
 福岡市美術館にはダリの大作「ポルト・リガトの聖母」も展示されていました。

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