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2007年08月31日

 どこまでいっても絶対ということはない

 奈良県の妊婦を乗せた救急車の件、あちこちで言われてますな。

 「どこに住んでいても同じ医療が受けられなければならない」
 「1年前の教訓が生かされていないじゃないか、何をやってたんだ」

 という意見が報道されてました。理想を追い求めればそういう意見にもなるのでしょうね。

 半兵衛父としては効率、採算性を度外視しないと、理想の医療システムは無理だと思う。いや、どんなに尽力しても全ての人が満足するシステムなどできやしないだろう。みんなが「100%」や「絶対」を求め続ける限りは。

 今回の件でも検証すれば、改善すべき点はでてくるだろう。きっとそれらが改善されても「絶対」にはならない。

 例えば、「救急ベッド(空床)を増やしましょう、そこに人員も配置しましょう」この発想自体は正しい。医療費をそこに配分するという政策、コンセンサスが得られればね。要は空床と待機人員にどれだけコストをかけられるかということ。こちらの努力はなされるべきだね。

 さて、空床と人員は確保できた。めでたし、めでたし。

 ところが、空床数+1の患者がやってきた。どうする?

 先に来ている患者を追い出すわけにも行かないだろう?(実際の現場では退院が決まってる人に1日早めてもらうような場合がないことはない。が、こんなことはまれなこと)結局あぶれてしまう。どこまでいっても「絶対入院できる」とはならないのだよ。

 北海道の郡部などに住んでいると、通常のアクセスだって最寄りの医療機関まで3時間なんてのはざらだ。でも、そこに住んでいる人は不便だとは言っても、その不便さを受け入れて生活している。だからそれ以上の文句は言わない。

 奈良の場合はどうか?背景人口を考えると妊婦が救急車で運ばれる事は日常茶飯だろう。確かにセンセーショナルな出来事ではあるから、発生すれば報道されるに違いない。1年をおいて2例目が起こったわけだが、1例目と2例目の間の期間は、事例化せずにシステムが機能していたという見方もできるのではないか?

 昔(いつを昔にとりましょうかね。(^_^;))に比べて、ユーザーの要求水準が高くなりすぎてはいないか?医療技術は進歩するから要求も高くなるのはわかるが、どうも「医療は絶対でなければならない」という風潮が強くなっていると感じるのは半兵衛父だけだろうか。

 システム改善の努力はなされるべきだが、同時に「医療は絶対ではない。ほどほどなんだ。やむを得ない場合もある」というコンセンサスが得られなければならないだろう。

半兵衛父がもし、脳出血で倒れて、搬送先がいっぱいだったら.........それは運命としてあきらめるだろうね。そういうリスクの中で生活しているということを充分わかっているから............

2007年08月27日

 恒例・銀河の森コテージ

 8/25〜27は分割した夏休みの後半でした。25日は八千代にレッスンに、25、26日はパール家恒例の銀河の森コテージ村へ行ってきました。

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 15時30分、R町に入ると信号機(町内に3つしかないらしい)が消えていて、お巡りさんが手を振って交通整理をしている。「信号機、故障かなぁ」
 次の押しボタン式信号機(3つのうちの2つ目?)も消えている。「お、停電?」
 数分でコテージ村に到着。管理人のS氏、「すいません、停電なんです。そのうち点くと思いますけど........」
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 17時。「後、1時間〜1時間30分、2時間のうちには点きます」とS氏。

 だんだんと迫り来る、夕闇。

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 「19時になって点かなかったら、帰ろうか」(なんせ、真っ暗、冷蔵庫も、クーラーも、風呂も、コンロも使えない)と話し合っていたら、18時50分頃にやっと点きました。ホッ。

 なんでも、倒木が送電線に触って、4時間半にわたって1890戸が停電になったそう。滅多にない経験をしてきました。(^_^;)

2007年08月22日

 バックアップをとる

  150GB分の音楽ファイルのバックアップをとった。33000曲、ぶっ続けで鳴らして115日かかる分量だ。USB2.0接続で外付けHDDから外付けHDDへ。所要時間5時間。長ぇ。とはいえ、これだけの数のファイルを毎分500MBでデュプリケートしてるわけだから。そこそこのスピードか。

 バックアップをとらずに元のHDDが壊れた日には目も宛てられない。CDからの読み込みが10倍程度だとすると、HDDに納める作業だけで270時間以上かかることになる。3000回以上CDを取り替えなきゃならないし。

 無事、バックアップが終了しホッ。

2007年08月21日

 人間ドック 

 の受診票が送られてきた。

 項目は....... フムフム........ 血圧測定、採血、身体測定、胸部レントゲン、胃バリウム検査、超音波検査、視力測定、肺活量、心電図、聴力検査、眼底検査、眼圧検査、ここまでが午前の部。午後からが診察、健康相談、精密検査予約、栄養指導。これでしめて9000円也。
 
 年1回の職場の健康診断と違うのは、超音波、眼圧、眼底、肺活量と午後の部くらいですか。

 で、もってオプションてのがあるんですな。

 脳ドック(MRI,MRA) 21000円
 肺ドック(ヘリカルCT、喀痰細胞診) 10395円
 骨粗鬆症検診 1470円 コレの説明がすごい。「骨の中のカルシウムが減少して骨がスカスカになる病気の事です」だって。スカスカ.......ですか。認知症の脳の萎縮だってあからさまに「脳がスカスカになります」とは表現しないでしょうに........骨の場合はいいのか?
 前立腺検診 2625円

 全部受けたら5万弱っすか.........日頃見向きもしない役場のサイトを見る。へぇ〜、脳ドック、肺ドックの助成があるんだぁ。今年度はもう終わってるけど。それに........半兵衛父は若すぎて(!!)肺ドックの助成が受けられないことが判明。( ̄^ ̄)

2007年08月20日

 当日中に帰帯せよ

 9月に京都に出張予定。会期は2日間で前後1日ずつの移動日を入れると、3泊4日の行程、になるはず。最寄りの空港は とかち帯広 - 関西 。同様の関西出張で、「安いから」と帯広駅 - 千歳空港 - 大阪と迂回させられたのは2,3年前のこと。

 で。恐る恐る事務に「また千歳回りになるの?」と尋ねると、なんと「半兵衛父さん、夕方にシンポジウムが終わったら、その日のうちに帯広に戻れませんか?」とのこと。シンポジウムが終わるのが17時で、会場から京都駅までは地下鉄で20分。それから伊丹(あるいは関空)に行って、千歳まで飛んで、それからJRで帯広へって.......そんな、その日に帰れるんかいな?

 検索してみる。どれもその日になんて帰れないじゃん。検索結果1〜4など、まともな思考回路では出てこないでしょうに。検索結果5が一番リーズナブル。結局これに落ち着く。

 「半兵衛父さん、検索結果5でオッケーです。」って。じゃ、前に言ってた「千歳回りじゃなきゃダメ」ってどうなったんすか?

2007年08月19日

 これはポチッと

 昨年でしたか、紙ジャケでリリースされたのは。ちょっと心動かされましたけどね、リマスターでもなければ、ボーナストラック入りでもなかったので、プラケースから買い換えるのは見送っていました。

 UKの3作品がボーナストラック入りでリイシューされる模様。今回はリマスターはされてないようですが、マルチバイ3点で25%オフですごいロープライスだし、キターッと即予約。

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 目玉はやはり当時、シングル・アルバムだったために収録できなかった、日本公演のテイクが収録されることでしょうか。これは楽しみ。他の2点のボーナス・トラックはシングル・エディットだったり、どこぞのライブ・テイクだったり..........なぁ〜んだ、全く初めて聴く曲ってほとんどないじゃん。

 たくさん曲を作ってそこからアルバムにセレクトして収録してたんじゃなくて、アルバム1枚分の曲ができたらそこでやめちゃってたんだな、UKって。

2007年08月18日

 娘たち

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ミスティがちょっとジェラシー・モード?
たまづさは天真爛漫なのか、天性の小悪魔なのか.........
半兵衛父の心は千々に乱れ..........

2007年08月17日

 休み明け

 8月13日〜15日のウィークデイは夏季休暇でした。連日34度越えの猛暑。甥が遊びに来て花火大会(全国屈指の花火大会だそうな)を見たり、地元の夏祭りに行ったりと「夏休みの王道」を堪能しました。ほくほく。
 
 つーとこで今週は木・金の2日間労働〜〜 ( ^.^) と思ってたら、木曜の当直が激忙(こんな言葉無いけど、造語。いや文豪みたく破格としましょうか)で徹夜、休みの間に溜まっていた書類を処理したら、なんと40時間連続勤務。

 なんだ、2日間で1週間の法定労働時間40時間分を働いたじゃん。

 ま、労働量一定の法則ってことだね。休んだってその間の仕事をどこかげ取り返さなければならないという.......

2007年08月12日

 URL訂正

 下のキャバクラのURL間違ってました。正しくはコチラ

2007年08月11日

 サトちゃんに会う

 札幌でデザイナーのサトちゃんに会う。共通の友人を介して高校生の時からの知り合いだ。年賀状のやり取りはしているが、リアルサトちゃんに会うのはすんごい久しぶり。15センチくらいのあごひげを蓄え、まるで選任のような出で立ちで現れた。

 「いつ以来だっけね〜?アキハバラ行ったよね」
 「ん〜〜〜、あれはピーター・ガブリエル見に行ったとき」
 「そっかぁ〜〜」

 「US」がリリースされたときのツアーだからもう10年以上は前の話だね。

 サトちゃんは北海道民なら誰でも知っている(?)あのどの観光地の土産物屋に置いてある「熊出没注意!!」をデザインした男だ。そのデザイン料の低さに驚く。

 「そんなもんさ」

 屈託なくサトちゃんが笑いながら言う。続けて

 「ウソの内容でもデザインしなきゃならなくてね、それがツライ」とも。

 なんでも、栄養食品会社の宣伝文句が明らかに事実に反する内容だったそうだ。それを指摘すると「デザイナーの口を出す事じゃない」と一蹴されたとのこと。

 「そりゃ、切ない話だねぇ」

 とビールをグビグビ飲みながら半兵衛父。

 そんなサトちゃんの硬骨漢ぶりを聞き、今回のデザインを任せて正解だったと再認識。最近は本業のデザインよりも「木登り」の方が忙しくなってきているとか。木登りは「ハイになる」「テンションが高くなる」らしい。

 「3次元を自由に動けてね。いいんだわ、これが。地面に足が着いてないというのが」

 ふ〜〜ん、なるほど、まさしく「地に足が着かない」状態なんだ。

 「すんごい汚い居酒屋と汚い居酒屋のどっちにする?」と言われ、1次会を経て(あ、結局は「こじゃれた(サトちゃんの弁)中華屋」)次はキャバクラへ。ススキノの夜は更けて........

2007年08月10日

 夏休み?

 半兵衛父は明日から5連休。お盆の真ん中で休むなんてついぞなかったことのような。職場自体は盆は関係ないので開いているけど、スタッフは交代でちょこっと休む。誰も13〜15日に休みを申請していなかったのでポカッと開いていた。

 前半は札幌、旭川を回って、後半は十勝で甥っ子が来て花火をみたり、プチのんびり。ラストはレポート書きかな?そのレポートが目出度く通ったら1月には口頭試問。この年になってこういう試験を受けるとは思わなかったょ。資格をとってもまだしばらくは看板に出したりの宣伝はできないみたいだけど..........

2007年08月09日

 医者の診断で........

 相撲には関心はないのだがね......... 書いてるのはこの話題ばかり。

 「医者の診断で最高機関である理事会の決定が覆るのはおかしい」(巡業部の高田川契約推進担当副部長(元大関前の山))

 そりゃ、医者の診断は絶対ではないし、あてにならない場合があることも承知の上だが、今回のはセカンド・オピニオンをたててまでの同様の医師の見解でしょ?これじゃ最初から協会側の欲しい結論があって、それ以外は認めないってことじゃないか。欲しい結論がでるまで3人目、4人目、5人目........って診察させる?

 バカな。

 「心が落ち込んでいても力士なんだから汗を流せば奮起するはず。

 まだ、こんなこと言ってんのかょ、大島巡業部長。というか、この考え方は治らんな。machtlos........difficult to cure..........

2007年08月08日

 「ストレスなら汗をかけば治る」

 そ、そうなんすかぁ? (^_^;)
 それなら半兵衛父あがったりだ、失業しちゃうょ。
 天下の暴論だな。

 旭国っていぶし銀の大関だったのに.........半兵衛父と故郷も近かったんだが.........

 協会もメンツもあるし、意地にもなっちゃってるし、後には引けないんだろうけど、ここまで来るとみっともないょ。イジメだよ、これは。モンゴルに帰してやれよ、もう。

2007年08月05日

 転職?

 8月3日日刊スポーツの1面トップ
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 「「すわ、転職?」って思った人はいないかぁ。いないよなぁ。それにしても精神科医へ」の文字でかすぎ。

 『感情の波が激しかったノイローゼ状態から一転、無気力症候群に陥った朝青龍。』(スポーツ報知)
 ん? 『ノイローゼ』ってなによ、『無気力症候群』ってなによ、ちゃんと用語を知ってる人が書いてるとは思えんな。典型的与太記事。そもそも専門医の診断を受ける前なんだしさ。


 静養でモンゴルへ帰るだのなんだの騒いでますな。健康を害してるなら戻って静養もいいんじゃないの。というか、当然の権利か。不祥事自体はちゃんと判断能力があるときにやっちまったことなんだろうから、モンゴルでもどこでも静養して健康を取り戻してから、4ヶ月なら4ヶ月の謹慎(でしたっけ?)を受ければいいでしょ。
 要は健康を害してる間は、ペナルティを「延期する」ってこと。ペナルティを無しにするって事じゃなくてね。それでいいんじゃない。健康になってもペナルティを全うしない場合は、こりゃ引退しかあるまいね。

 え?半兵衛父、スポーツ新聞しか読んでないのかよって。(^_^;)