ちょっといい気分
先ほど、今年最後の仕事を終えて帰宅(正確には若手のバックアップで自宅待機というdutyが、まだ元旦の朝まであるのだが)。
12月29日からは年末の休みに入っていたので、半兵衛父の職場は閑散。例年、ダッグアウトであるオフィスも清掃が入らなくなるため、机の上は新聞やら雑誌やら食べ物の包み紙やら飲みかけのコップやらが散乱することになる。
で、清掃が入らない期間は当直が明けると、次の当直担当のためにベッドメイクをするというルールになっている。数分で終わるが、半兵衛父はこのベッドメイクというのが大の苦手だ。どうしたってシーツにシワが寄ったり、歪んだり.........
「あ、ベッドメイクして帰らなきゃ...........」当直室に向かうと、その方向から清掃のオバチャンが。
半父「あのぉ、今日は掃除あるんでしたっけ? お休みじゃ?」
オバ「え、えぇ、そうなんですけど。ゴニョゴニョゴニョ.......」
ゴニョ......の部分はよく聞き取れなかった。「気になって」だったか「来ちゃった」かどっちかだろう。
半父「あ、あぁ、そうなんですか。ありがとうございます。」
オバ「良いお年をお迎え下さい」
半父「良いお年をどうぞ.........」
清掃業務は外部委託である。管理棟の清掃はオバチャンの今日の本来業務ではないだろう。きっと「年末年始の6日間も清掃が入らないと汚れるだろうな」と考えて、病棟部門から足を延ばして、サービスしてくれたのだと思う。
none of my business (私の仕事ではない = 関係ない、知ったことじゃない)が幅をきかせるこのご時世ですが、ちょっといい気分で職場を後にした半兵衛父でした。