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 享年 31歳

 以前、何気なく見ていたテレビで紹介されて以来、気になっていた「石田徹也遺作集」を入手。テレビの画面でも彼の作品は強烈だった。もっとたくさんの作品を見たいような、見るのが怖いような。そんな気分のため、Amazonでポチッとしては取り消し......の繰り返し。20070829.jpg
 今月、旭川で高校時代の友人4人と待ち合わせた際、ちょっと時間があったので寄った本屋でこの画集を手にとった。パラパラとめくる。「うわぁ、何これ。ぎゃぁ」ともう感嘆の語しか出てこない。会合の場に持って行くにはふさわしくないなと断念(いや、3次会くらいで店に忘れてくる可能性が大きかったので。実際、その日もらった絵葉書を忘れてしまった........)。4人とも好みは違えども、絵に興味はあるから話題提供にはなったかな、と後から思ったり.........
 
 一度手にして見てしまってからは、画集を手元に置いておきたいという気持ちがむくむくと。それで今回の購入となった次第。いやぁ、あらためてすごい。ツマにはすこぶる不評だが。

 石田徹也の世界 - 飛べなくなった人 - 石田徹也公式ホームページ
 
 1983年、静岡県焼津市生まれ、ムサビを出て、2005年31歳で急逝。

 31歳.........31歳..........

 半兵衛父の好きな画家、深井克己(←気の弱い方はクリックしませぬよう)も31歳で夭逝している。

 もう一人。先日、久しぶりに寄った道立三岸好太郎美術館。三岸好太郎も31歳で亡くなっている。

 彼は? 神田日勝もお気に入りのひとり。彼は32歳だった。

 「夭折」という言葉に甘美さを感じていたのはいつの頃だったか? もう、31歳の五割り増しも生きてしまったよ。

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