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 2 in 1 仕様

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 60年代後半〜70年代ロックのCDを集めていて気がついたことが一つ。当時のアルバムがCD化される際にその順序として、1.メジャーなアーティストをオリジナル通りに、2,中堅どころをオリジナル通りに、というふうに進んで、その後は「マイナーを発掘」とか「ボーナストラックを入れる」「紙ジャケットにする」といった付加価値(?)をつけて売らんかなという流れにある。まさにあの手この手で旧作を何度も商売にしているわけだ。これ腐してるんじゃなくて、それなりのニーズがあるわけで、一部半兵衛父の嗜好に一致するのであっぱれと思っているのだよ(ま、弊害もあるんだけど。それはまた別な日に)。

 で、90年代後半から増えてきたのが、マイナー〜中堅アーティストのアナログ旧譜2枚をC1枚にしたいわゆる2 in 1と言われる仕様だ。オリジナル当時はLP両面で40分を切る作品(中には30分を切るのもあって、そこまで短いとちょっと損した気分になったものだ。中学、高校時代の半兵衛父は。いや、今でもそうかも....)が多かったから、2枚分が1枚のCDに収まってしまう。これは良いアイディアですね。CDの容量を生かし切っているし、昔の音源の利用だからコストもあまりかかっていまい。新譜の1枚分より遥かに低い価格設定のことが多いし。

 上記のDruidやAmazing Blondelはそういう2 in 1仕様。あくまでオリジナルジャケットじゃなきゃってこだわる人にはオススメしませんが、半兵衛父は「メディアとして音源を所有できれば」という考え方なのでOKです。

 半兵衛父が知らないだけでしょうか。日本のアーティストは1枚ものの廉価版は出てても 2 in 1 ってあまりないような....... 「さあど/三階建ての詩」(かぐや姫)、「思い出は美しすぎて/素顔の私」(八神純子)なんて2 in 1が出たら買っちゃうんだけどな。価格は1500円くらいでね。そういうマーケットって存在してると思う。

 60〜70年代の音源の輸入CDを購入しようと思ってる方は 2 in 1でリリースされていないか調べられてはいかがでしょう。

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