「ワシントン広場の夜は更けて」〜記憶違い
数年前に綾戸智絵版の「ワシントン広場の夜は更けて(The Washington Square)」を聞いて、「あぁ、これってあのサントリー・オールドのコマーシャルの曲だな。なつかしい〜」と思ってました。
で、今日、無性に聞きたくなってネットを渉猟。どうやら原曲はVillage Stompersというアメリカのディキシーを聞かせるグループと判明。iTunes Storeにはカヴァー版しかなかったので、更に探して某所よりダウンロード。なかなか良いじゃないですか。ウットリ。
でも、何か違うなぁ。タンタン タラララ リララ〜♪ じゃないような。Wikipedeaでもヴィレッジ・ストンパーズの項に「日本ではサントリーによりこれまで何度かCMに利用されている」と記されているんだが。
もう少し探してみると、あらま、サントリーのCMの曲は小林亜星が作った「人間みな兄弟〜夜が来る」という曲だったんですね。
YouTubeには動画もありました。これだこれだ、間違いない。他には長塚京三の「恋は遠い日の花火ではない」バージョンも載ってましたね。最後に片足を上げてジャンプする姿が微笑ましい。
長年、間違って覚えていたことが腑に落ちる形で訂正されて納得。これ、かなりの人が間違ってそうにおもうんだけどな、違うかな。
作家、山口瞳がサントリーの広告部にいたのは有名な話だが「不朽の広告作品」をみると、開高健もキャッチコピーを書いてるんですね。後はあの「顔がある、明日がある..........」の名コピーが誰の作なのか知りたいところではある。
ちなみに「人間みな兄弟〜夜が来る」はダウンロードサイトにありませんでした。同曲ばかり19バージョンを収録したCDはリリースされてるようですが。
教訓。記憶って結構間違って覚えているもの。Wikipediaの内容は玉石混淆で鵜呑みにはできないこと。
さぁ、「人間みな兄弟」の音源、どうやって入手しようか.........