MRIは万能かい?
頭痛を訴えて神経内科を受診する。具合の悪いのは頭痛だけではない。手はしびれるし、ふるえるし。そういや、気分も優れない。
「ま、とりあえず、MRIを。」「ハイ、お願いします」
「MRIは正常でした」 「はぁ、じゃあ頭痛の原因は?」 「ですからMRIは正常です。(ピシャリ)」
おいおい、それで終わりかい ? 症候性頭痛なんて1%程度で、大多数は画像に現れない機能性頭痛じゃないか。それだって神経内科の守備範囲だろうに。脳外科や精神神経科やプライマリを診る内科とオーバーラップはするがね。だからって「MRIは正常です」の一言で片付けちゃダメだろ?
MRIを万能視している?いや、そんなことはあるまい。限界は百も承知なはずだ。では、なぜ?
医師が説明の付けられない訴えをする患者を診るのが面倒なのだ。と、ちと穿った見方をしてしまうが、あながちハズレではあるまい。
上の医師のメイヨのため(?)に書くがね、一言では片付けずにこう付け加えたそうだ。「半兵衛父のところに行って相談しなさい」
あぁ、アンタ、腕前はよく知らんが、人を見る目はあるようだね。いや、わかってるよ。ただ厄介払いしたかっただけっていうのは。こういうケースは猛然とファイトが湧くね。半兵衛父の秘かな楽しみさ。
コメント
みんなで 半兵衛父のところへGO!(私は行きませんけど・・・)
投稿者: パールママ | 2007年01月26日 06:51
あーーーー思い出した!!! この人アタシを診た人じゃないかな〜 「何ともないですからー」と一言でお返事読んだ主治医も手紙読んで「何にも書いてないんだけど...」
「ええ 真剣に診てもらえなかったです〜」
投稿者: パールママ | 2007年01月26日 06:54