«  カニバリウムの夜 | メイン |  スタンド・バイ・ミーを観る »

 「試合ってのは勝たなきゃだめ」って.......

 高校野球の決勝戦、決勝戦再試合は堪能しましたねぇ。地元ということもあって、そりゃ駒苫に肩入れしていましたけど、試合直後は残念、時間がちょっと経ってからはどちらもアッパレという感じで悪い気分じゃなかったですね。

 早実が都庁に優勝報告に行って、石原都知事と会ったというのはどのメディアでも報道されましたが、内容は似たり寄ったりだけど、朝日のこの記事

『石原知事は祝いの言葉の後、「やっぱり試合ってのは勝たなきゃだめだ。(駒大)苫小牧は悔しいだろうけど、実に痛快でした。東京だけでなく日本全体に夢を与えてくれて感謝します」と述べ、黒いバットに「一打入魂」とサインをして記念に贈った。』

 今までも舌禍は枚挙に暇のない同知事とは言え、こういうの本音なんだろうね。そもそも試合は「勝ちを目指す」ものではあっても、「勝たなきゃだめ」って言いぐさはないだろう。こういう相対的な事象での「勝ち」は、
「負け」があって成立するもの。敗者への配慮のかけらも感じられない。高校生の試合でこのように話すべきではないですね。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.northland.name/cgi-bin/mt-tb.cgi/41

コメントを投稿